3歳と5歳、二児の父親で一級建築士の太田竜平です。
子育てって大変です。
何が一番大変か?
それは子供が生まれる前と比べて自分の時間と心の余裕がなくなった事だと思います。。
朝起きて家族の朝食を作り、子供が保育園へ行く支度、自分の出勤の支度をして子供たちを保育園へ送る。
仕事が終わったら保育園へ迎えに行き、洗濯物を取り込み、夕飯を作りながらお風呂の準備、子供をお風呂に入れて子供たちが寝静まった後に洗濯物を干す。
たまの休みは子供たちと遊ぶ。
この中のどこにも自分の時間はありません。忙しいと心の余裕もなくなります。
そんな大変な子育てですが、少しでも自分の時間を作り、心に余裕を持つ方法があります。
間取りを工夫して家事の時間を短縮する事です。
でもそれは家を建てるときにしかできません。
今これを読んでいただいている方はそれを改善できるタイミングにあると思います。
家づくりの8割を決定してしまう間取り、こちらを読でいただいて少しでもお役に立てれたら幸いです。
家事をしない人は家事を想像できない
単純に部屋を並べただけの間取りは、知識があれば作ることができます。でもその間取りで家事をしたときの動きは実践している人にしか想像できません。
一般的にお客様から話を聞いて間取りを作る、メーカーの営業さんや設計士さんの多くは男性です。
そしてその方たちはものすごく忙しく仕事をしています。
偏見かもしれませんが、家事や子育てに多くの時間を使える方は少ないと思います。
「営業さんに何度伝えても家事が楽な理想の間取りが出てこない」という経験のある方もいるかもしれませんが、それはその方が普段家事をしない為に意図を理解できないのだと思います。
生活感覚の無い間取り(ダメな間取り)
お客様から他社様の間取りを見せて頂く機会が結構あります。その中には全く家事を想像できていない間取りが多くあります。
・キッチンと玄関が間取りの対角にある(玄関からキッチンまでの距離がある)
・洗濯物を2階のベランダにしかしか干せない
・玄関から丸見えの物干しスペース
・玄関ホールから脱衣場が丸見え
・他多数
例えばこんな感じ↓
どこがまずいか考えてみてから、↓こちらをご覧ください。
普段の生活を間取りに生かしています
OTECすむけんのスタッフはほとんどが子育て世代。半数以上が家事をメインでやっている女性です。
僕は男ではありますが、洗濯・料理・掃除等奥さんと分業しています。
「こうしたら家事が楽になるかも」「帰ってきて直ぐに子供に手を洗わせるには?」そんなことを考えながら生活し、自分たちで実践してみてうまくいった事をお客様に提案しています。
その一例を間取り図鑑として公開しています。
間取りを改善して楽しい子育てを
子育ての時期って、大人にとって人生の中で一番忙しい時期だと思います。
でも、子供にとっては最も大切な時期、少しでも多くの豊かな時間を子供と過ごすことが大切です。
「子供を叱って育てたことを後悔している。できるだけ叱らないで育てる事が大切」と、子供心理学の先生が言ってました。
「そんなことはわかっている。でも時間も心の余裕も無いからしょうがない。」これは僕の心の声です。
少しでもストレスを減らし、時間に余裕を持ち、楽しい子育てを実現するためには間取りが大切です。
僕たちはその間取りを作る時間を最も大切にしています。子育ての楽しさ・家事の楽さ・安全等ほとんどが間取りによって決まる為です。
良い家づくりは間取りで8割決まると言っても過言ではありません。
興味を持っていただけたら公式アカウントからお問合せください。深夜でもOKです(返信は日中になります)。
デザインも手抜きはしません。
子育てには平屋が一番
性能は高くて当たり前