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性能を知る(断熱・気密・構造・デザイン)

35年後にいい家だったと思える為の「SUMIKA Labの標準仕様」

35年後にいい家だったと思っていただける為に、変えられない仕様があります。
それを各グレード共通の仕様としています。

断熱とは? 気密とは? 家の仕様は生活にどう影響するの?

SUMIKA Labが考える、良い家づくりをするために必要な仕様について、代表の太田自ら詳しく解説をいたします。

このページでは、標準仕様を表示していますが、なぜそのようなものが必要なのか? SUMIKA Labがこれまでさまざま比較して検討してきた検証の結果など、お時間をいただけるからこそお話できる内容です。仕様だけでなく、気になる【メンテナンス】の話についても詳しく解説。気になる方は、SUMIKA Labの仕様勉強会にお越しください。

断熱・気密

家全体を最適な断熱材で包み込む

・屋根断熱:厚さ 200 ~ 300mm ウレタンフォーム吹付(ピンク色)
・壁内断熱:厚さ 90mm ウレタンフォーム吹付(ピンク色)、厚さ 105mm グラスウール16K(ピンク色)
・壁外断熱:厚さ 50mm EPS(黄色)
・基礎内断熱:厚さ 100mm ポリスチレンフォーム 3b(オレンジ色)
・基礎下断熱:厚さ 30mm ポリスチレンフォーム 3b(オレンジ色)(床下エアコン採用時)
・適材適所の断熱材を採用。家全体を包み込みます。

ダブル断熱システムエコサーム【平均U値:0.285】※

SUMIKA Lab 仕様で最も人気の高い「ダブル断 熱」と、継ぎ目のない塗り壁仕上げ「エコサーム」。 標準仕様(Ⅱ仕様)よりも外断熱を厚くするこ とで、さらに高い断熱性能を実現しています。 また、外壁の仕上げは職人が手作業で丁寧に施工 するため、温かみのある質感が生まれ、飽きのこ ない美しい仕上がりになります。

※外壁の平均U値とは?
もろもろの部材を加味した外壁の断熱性能。小さいほど高性能。ダブル断熱時が0.285に対して、シングル断熱0.466では1.63 倍熱が逃げてしまいます。

シングル断熱【平均U値:0.465】と比較してもダブル断熱が優位

一般的な住宅会社の多くは、ガルバサイディングの内側に断熱材を入れる「シングル断熱」を採用しています。
特にウレタンフォームを使用する場合、室内側に気密シートを貼らないケースもあり、仕様によっては壁内結露のリスクがあります。
さらに、ブラックガルバは高温になりやすく、断熱が薄いと夏場の熱が室内に伝わりやすいため、快適性が損なわれる可能性があります。適切な断熱設計が重要です。

ウレタンフォーム吹付

全国で広く使われている断熱材「アクアフォームライト」を全棟に採用。ムラなくしっかり施工できるため、夏は涼しく冬は暖かい快適な住まいを実現します。ただし、壁断熱のウレタンフォームは最大 90mm までしか施工できず、この厚みではグラスウール以下の性能になることも。適切な断熱計画が重要です。

UA 値 0.25 ~ 0.32 以下

UA 値(外皮平均熱貫流率)は、家の断熱性能を示す指標です。この数値が小さいほど熱が逃げにくく、冬は暖かく夏は涼しい快適な住まいになります。たとえば、UA 値が低い家ほど冷暖房効率が良くなり、光熱費の節約につながるというメリットも。日本では地域ごとに基準が定められており、より省エネで快適な住宅をつくる上で重要な指標となっています。

外壁回りには気密シートを張り込み

「ウレタンフォーム吹付なら気密シート不要」という会社は要注意!
ウレタンフォームの種類によっては、気密シートを貼らないと壁内結露を引き起こすリスクがあります。結露は住宅の耐久性を損なう原因のひとつ。だからこそ、各部位の結露計算を行い、適切な仕様を決定しています。断熱と気密のバランスを考えた施工が、長く快適に暮らせる家づくりのポイントです。

アルミ樹脂複合サッシの最高峰「TW」

高性能な「TW」アルミ樹脂複合サッシを標準採用。Low-E ガラス、アルゴンガス、樹脂スペーサーを組み合わせた高断熱性能を実現しながら、サッシ枠が細く、スタイリッシュなデザインが特徴です。
さらに、オール樹脂サッシやトリプルガラスの選択肢もあり、断熱性能とデザイン性を兼ね備えた快適な住まいづくりが可能です。

全棟引渡し直前気密検査

SUMIKA Labでお引き渡しをする住宅は全棟、引渡し直前の気密検査を行なっています。

施工会社の標準値ではなく、お客様のその家の高性能がしっかりと証明される検査。お客様に安心して住んでいただけること、自社の施工に自信があるからこそ行なっている検査です。

空調・省エネ

SUMIKA Labが選んだのは「Panasonic の熱交換気システム」の標準採用でした。

24 時間換気扇には全熱交換タイプのシステムを標準採用。室内の暖かい空気を捨てることなく、 80%前後の熱を室内に戻します。 冬場だけでなく、夏の涼しい空気も同様です。 過去に数社の換気システムを採用しましたが、メーカーの信頼性と、メンテナンスのしやすさを考 えると、Panasonicが最適解でした。

最適な太陽光システムの提案

太陽光システムの有無や発電容量ごとのランニングコストを比較できるシステムを導入。 シミュレーションにより、最適なエネルギーシステムをご提案します。導入後の電気代や経済効果 を事前に把握できるため、より納得のいく選択が可能です。

(オプション)高断熱だからこそ実現できる「床下エアコン」

壁掛けエアコンを床付近に設置し、暖気を床下に送り込むことで、足元からじんわりと温まる快適な空間をつくります。床暖房ほどの強い暖かさではありませんが、家全体をムラなく暖める効果があり、省エネ性にも優れています。

構造・耐久性

全棟耐震等級3の計算

全棟耐震等級3の計算をしています。(※取得には費用がかかります) 全棟壁倍率+床倍率の計算をして耐震等級3の性能を確保しています。

次の図は、等級1と等級2・3の構造を比較した図です。

例えるならば、等級1は蓋がない箱、等級2・3は蓋のある箱。
どちらが安全か? は一目瞭然かと思います。

外部の耐力壁は、筋かいではなく「面材」を採用

耐震性の確保の為に外壁全面に耐力ボードを 貼ります。耐震性能を確保する為に最も安価 な方法は、木を×の形で入れた「筋かい」ですが、断熱性能を損なう上に、地震時の安全 性も面材の方が強くなります。

国産の杉やヒノキを採用

地面に近い木材(土台・大引・柱)には、国産のスギ・ヒノキを採用。 これらの木材は、JASの耐久性区分D1(最高等級)に分類され、住宅金融公庫の基準でも耐不朽性・ シロアリ抵抗性ともに4段階中2番目に強いと評価されています。耐久性に優れた国産材を使用 することで、住まいの長寿命化を実現しています。

外部仕上げ

エコサーム|外断熱(ダブル断熱)

通常の壁内断熱に比べて1.5倍以上の断熱性能です。これは単純に壁から逃げる熱が壁内断熱だと1.5倍以上になります。

木は断熱性能が高いように思えますが、断熱材に比べたら1/3程度です。通常の壁内断熱では木でできた柱と柱の間に断熱材を入れるので、柱部分で断熱欠損を起こします。この部分は熱が逃げやすいだけでなく、結露を起こすリスクが高くなるのです。
エコサームは柱の外側に全面断熱材を貼るので、結露のリスクを大きく下げてくれます。

左官仕上げ

部分的に木目調の外壁などを使う事も可能ですが、断熱性能が下がり、結露のリスクが上がるのでおすすめしません。その部分だけ他の職人さんにお願いしなければならない為 金額も 高くなります。

内部仕上げ

化粧梁天井高さ 2.7m(天井高 3m OP も可)

天井の高い、広く開放感のある空間は毎日の生活に快適をつくります。SUMIKA Labでは、吹抜でなくても、個室の天井高を 2.7m にすることが可能です。その場合、化粧梁が見えてきて、空間に特徴的なアクセントが生まれます。デザイン性だけでなく、梁を活用して懸垂バーを取り付け、トレーニングスペースにするといった使い方も可能です。

シンプルなデザインに化粧梁のあるスタイルは、SUMIKA Labを象徴する人気のデザインです。

断熱性能が高いから、大きな掃き出しサッシを採用可能

どれほど高性能なサッシを使用しても、大きな窓からは多くの熱が逃げてしまいます。 しかし、壁や屋根の断熱性能を高めることで、その熱損失を補うことが可能です。 特に、大きな掃き出しサッシを採用する場合は、家全体の断熱性能をしっかり確保することが重 要です。断熱性を高めることで、冬は暖かく、夏は涼しい快適な空間を実現できます。

断熱とは? 気密とは? 家の仕様は生活にどう影響するの?

SUMIKA Labが考える、良い家づくりをするために必要な仕様について、代表の太田自ら詳しく解説をいたします。

このページでは、標準仕様を表示していますが、なぜそのようなものが必要なのか? SUMIKA Labがこれまでさまざま比較して検討してきた検証の結果など、お時間をいただけるからこそお話できる内容です。仕様だけでなく、気になる【メンテナンス】の話についても詳しく解説。気になる方は、SUMIKA Labの仕様勉強会にお越しください。