こんにちは。代表の太田です。 2026年夏、飯田市大瀬木にオープン予定のモデルハウス「カーテンを開けていたくなる平屋」。
3月の終わりにブログをアップしてから、少し時間が空いてしまいました。
更新を楽しみにしてくださっていた皆様、申し訳ありません。
実はこの期間、私たちはある大きな壁に直面し、その対応に全力を注いでいました。 それが「ナフサショックによる資材不足」です。
断熱材をはじめとする家づくりに欠かせない重要な資材が、全国的に手に入りにくい状況に陥りました。 SUMIKA Labでも「お客様の現場を絶対に止めるわけにはいかない」と、スタッフ総出で資材確保に奔走する日々が続いていました。 優先すべきはもちろん、すでに着工してお待ちいただいているお客様の家です。モデルハウスの工事もどうなることかとヒヤヒヤしましたが、各方面のご協力もあり、なんとか無事に次の大きなステップへ進むことができました。
5月8日、ついにモデルハウスの「建て方(たてかた)」を迎えることができました!
家づくりを経験したことがない方には、「建て方」という言葉は少し聞き慣れないかもしれません。
建て方とは、「柱や梁(はり)などの建物の骨組みを、基礎の上に立ち上げていき、屋根の下地までを1~2日という短期間で一気に完成させる工程」のことです(「上棟」や「棟上げ」と呼ばれることもあります)。
普段は別々の現場で作業している大工さんたちが、この日は応援として10人近くも集結してくれました。レッカー車が大きな木材を吊り上げ、大工さんたちが阿吽の呼吸で組み上げていく姿は、プロの私が見ても毎回惚れ惚れするほど大迫力です。
朝の時点ではコンクリートの「基礎」しかなかった場所に、夕方には立派な「家」のシルエットができあがりました。
CGが、現実になる感動
今回のモデルハウスは、着工するまでに本当に長い時間をかけて設計を練ってきました。
「ダイニングからの景色はどう見えるか?」
「天井の高さのバランスは?」
「窓のラインは揃っているか?」
パソコン上でCGを何度も回しながら、「あぁでもない、こうでもない」とスタッフ同士で議論を交わしてきた日々。その”画面の中だけにしかなかった空間”が、大工さんたちの手によって、目の前でそのまま立体的な形になっていく…。
この瞬間は、何度経験しても特別です。
天井高3.5mのダイナミックな吹き抜け空間。そこに長野県産ヒノキの太い梁が架けられた瞬間、思わず見上げながら「こんなに感動するものなのか…」と、鳥肌が立ちました。
「お客様の気持ち」を知る
これまでプロとして、数え切れないほどの建て方に立ち会ってきました。
しかし今回、自分が“施主”という立場で迎えたこの日は、まったく違う景色に見えました。
「ああ、お客様はいつもこんなにワクワクして、こんなに感動してくださっていたんだな」
以前のブログでも触れましたが、今回もまた一つ、お客様の気持ちを深く理解できた気がします。
次の工程へ
資材不足というピンチを乗り越え、無事に骨格ができあがった大瀬木のモデルハウス。
ここからは、断熱材の施工や外壁工事など、家としての性能やデザインを造り込んでいく工程へ進みます。
完成に向けて、さらに気が引き締まる1日となりました。
今後の進捗も、引き続きブログでお届けしていきますので、ぜひ楽しみにしていてください。