家を建てるとき、いろんな展示場へ出かけると「全室床暖房で快適です」とか「遠赤外線暖房で快適です」等々、本当にたくさんの種類があって迷ってしまう方が非常に多いと思います。
上の営業トークは暖房に偏っている事に気が付きませんか?
暖房は結構いろんなシステムがあるのに、技術的な難しさで実は冷房システムってすごく少ないのです。
「全館床暖房で快適です(でも冷房にはエアコンを入れてください)」
「遠赤外線暖房で快適です。 (でも冷房にはエアコンを入れてください) 」
最初の営業トークでは( )の事は絶対に言いません。
床暖房で全館暖房すると260万円!?
床暖房は全室に入れればパネルとその施工費だけで100万円以上かかります。さらにその熱源を省エネタイプのヒートポンプにすると50万円以上。でもこれだけでは冷房ができません。各部屋に冷房用のエアコンを入れたら15万×4台=60万円です。 合計260万円。
床暖房は交換できない
床暖房はエアコンと比べると確かにメンテナンスフリーに近いかもしれません。
いくつかあるメンテナンスは、不凍液の補充/1年、不凍液の交換/5~10年程度でしょうか。ただ、このメンテナンスを怠ると不凍液の配管に空気や不純物が入ってしまったり、不凍液の粘度が上がって詰まってしまったりします。それでもメンテナンスできるようにはなっています。
最大の懸念は床暖房のパネル自体を交換することができないという事です。20年後、もしパネル自体が故障したら床を全部剥がしてやり直しますか?その工事中は仮住まいが必要になります。想像すると恐ろしくて僕は採用できません。
エアコンは壊れても簡単に買い替えられる
エアコンは皆さんご存知の通り、家電量販店で買えば交換してくれます。例え家を建てた業者が倒産してたとしても、簡単に交換可能です。エアコンの歴史は長く、40年以上前からあります。今後もエアコンがこの世からなくなることはあり得ないでしょう。
40年の間に省エネ性能も何倍も向上しました。今後も向上していくと思われます。それに合わせて買い替えて行けばいいのです。
他の冷暖房設備にそんなことができますか?
6畳用のエアコンで全館冷暖房
OTECの家は6畳用1台のエアコンで全館冷暖房できる断熱性能を持っています。
OTECの断熱性能はこちら
ただ、家全体、各部屋ま均質な温度にすることは非常に難しいです。
色々悩みました。たどり着いたのがエアコン1台にこだわる必要がないという事です。6畳用のエアコンを2~3台付ける事でだいたい均質な温度になります。
3台設置したとしても15万円×3=45万円です。
260万円との差額でキッチン・バス・トイレをグレードアップしましょう。
外構をおしゃれにしましょう。
パナソニック熱交換気扇でさらに均質に
まずはこちらをご覧ください。
OTECの家はこの換気扇を標準採用しています。
これによってさらに家全体の温度を均質化することが可能になります。換気によって外へ捨ててしまう熱もかなりの割合で家の中に戻す事もできます。
おすすめのエアコン
長野県飯田下伊那地域は夏は35℃冬はマイナス10℃という非常に温度環境の厳しい地域です。快適な家を建てるためにはこの温度環境に対応できるエアコンが必要です。
具体的には寒冷地仕様のエアコンをお勧めします。
中でもパナソニックエオリアTXシリーズの6畳用がオススメです。
コンパクトで自動お掃除機能付き、マイナス25℃でも50℃の吹き出し温度が可能です。
https://panasonic.jp/aircon/products/20tx.html
今なら天竜峡モデルハウスで体感できます。

天竜峡モデルハウスは6畳用よりも少し大きなエアコンを設置していますが、エアコンだけで十分に快適な空間ができることを実感していただけます。
これが体感できるのは冬の間だけ!
完全予約制です。
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