SUMIKA Lab仕様

35年後にいい家だったと思える為の「SUMIKA Lab仕様」

35年後にいい家だったと思っていただける為に、変えられない仕様があります。それを各グレード共通の仕様としています。

断熱性能

OTECで建てる新築住宅の断熱・気密性能の数値です。複雑な間取りやあまりにも窓が多いプランでない限り以下の性能をお約束します。

断熱性能(UA値):0.25〜0.36以下

UA値は小さいほど断熱性能が高くなります。断熱の性能にこだわる方には最高0.25まで性能を高めることが可能です。

UA値の説明

断熱材の仕様

  • 天井:セルロースファイバー吹込み 厚さ200~350(熱貫流率0.40)
  • 壁:柱間 高性能グラスウール16kg + 外張り EPS厚50(熱貫流率0.38)ダブル断熱
  • 基礎断熱:基礎内断熱 スタイロエース 厚65〜100(熱貫流率0.28)

※グラスウールを批判する方が多いですが、断熱の基本はUA値です。シングル断熱の発泡系断熱材では理想的なUA値に辿り着けません。
写真の様に高密度なグラスウールを隙間なく充填するため、重さで下がることは考えられません。また、北海道の断熱専門家もグラスウールを採用しているのが、この断熱材が優秀な証拠です。
最大の欠点は濡れると性能が極端に落ちること、です。濡れる原因は結露です。それを防ぐために、全棟気密試験を実施しています。
何より断熱気密に対する正しい知識を持っているか、これが最も大切です。

6畳用のエアコン2~3台だけで全館ある程度冷暖房

OTECの家は断熱性能の高さと換気扇での空気の循環により、6畳用のエアコン2~3台だけである程度の全館冷暖房が可能です。床暖房などの難しい高価なシステムはいりません。※子供部屋などは冬場に16℃程まで下がることがあります。

エアコンで冷暖房

外壁 ダブル断熱+左官塗

ダブル断熱説明

エコサーム 外断熱(ダブル断熱)左官仕上げ
通常の壁内断熱に比べて1.5倍以上の断熱性能です。これは単純に壁から逃げる熱が壁内断熱だと1.5倍以上になります。

木は断熱性能が高いように思えますが、断熱材に比べたら1/3程度です。通常の壁内断熱では木でできた柱と柱の間に断熱材を入れるので、柱部分で断熱欠損を起こします。この部分は熱が逃げやすいだけでなく、結露を起こすリスクが高くなるのです。
エコサームは柱の外側に全面断熱材を貼るので、結露のリスクを大きく下げてくれます。

エコサームの表情

部分的に木目調の外壁などを使う事も可能ですが、断熱性能が下がり、結露のリスクが上がるのでおすすめしません。その部分だけ他の職人さんにお願いしなければならない為、 金額も 高くなります。

天井 梁あらわし+断熱材敷詰め

杉板の天井
梁表し杉板張 天井

一般的には梁の下に天井を張る事で、梁の材木の品質のばらつきを隠し、クロスを張ることで大工さんの腕に関係なく、きれいに仕上げるという のが通常です。でも実は、梁の上に天井を張る事でいいことがたくさんあるのです。

1.高い天井高がとれる(通常2400→OTEC仕様2700
2. 梁の上に天井を張ることで、断熱材を隙間なく敷き詰めることができる(次図参照)

天井断熱の仕様

3.家が木でできている事を実感できる。

僕は 3 が結構大事だと思っています。壁も天井も全て平らにクロスを貼ってしまうと、その家が木でできているのか鉄骨でできているのかすらわからなくなってしまいます。子供さんにとっても、木でできている事が実感できるのは教育上大きな事なんじゃないかと思います。(根拠はありませんが感覚的に。。。)

気密性能(C値):1.0以下

C値は小さいほど気密性能が高くなります。すむけんでは全棟気密試験を実施し「天井がクロス張りの場合1.0以下」「天井が板張りの場合は2.0以下」をお約束します。気密試験のタイミングはお引渡し直前。ここがポイントで、大工工事時の気密試験はその後の工事の施行不良に気が付けません。(2022.3月改正)

C値(気密性能)の説明

C値が1.0の家は、家の小さいすき間を全部集めるとハガキ1枚分の穴が開いていることになります。5.0の家はハガキ5枚分。ちょっとした窓を開けっぱなしにしていると同じ事です。

天井が板張りの場合は板の同士の繋ぎ目で気密性能が低下します。板張りを採用した場合の最近の実測値では1.3前後です。現在天井板張りでも1.0以下になる仕様を開発中です。

全熱交換換気 パナソニック

https://youtu.be/zj4hE1_fkDc

パナソニックの熱交換換気 FY-12VBD2SCL 70~86%の熱を室内に戻します。メンテナンスも基本的には一カ所2枚のフィルターを掃除するだけ。大手メーカーなので、保証体制も抜群です。
天井面で暖かい空気を集めて各部屋へ配ることで、家全体の温度環境を均質にします。
花粉はもちろんPM2.5にも対応したフィルター搭載で、子供さんのアレルギー対策にも有効です。

耐震等級3取得

耐震等級の説明

すむけんの家は全棟耐震等級3の計算をしています。(※取得には費用がかかります) 全棟壁倍率+床倍率の計算をして耐震等級3の性能を確保しています。
等級1 建築基準法をクリアしただけの家
等級2 建築基準法よりも1.25倍の耐力壁を入れた上に床倍率の計算をした家
等級3 建築基準法よりも1.5倍の耐力壁を入れた上に床倍率の計算をした家

外壁面材(耐力壁)

耐震性の確保の為に外壁全面に耐力ボードを貼ります。
このボードは耐力壁の役割にプラスして、気密性能アップ、断熱性能アップに役立っています。
耐震性能を確保する為に最も安価な方法は、木を×の形で入れた筋かいですが、これを外壁面に使うと、断熱材を切り刻んで入れることになります。その為OTECでは外壁面に筋かいは使わず、耐力ボードで耐震性能を確保しています。

雨どい

雨どい(HACO)

住宅の外回りでメンテナンスの頻度が高いのが雨どいです。品質的にも金額的にも倍半分以上の差が出ます。
すむけんでは「タニタハウジング」の「HACO」(ハコ)というシリーズを標準採用しています。真四角な雨どいは見た目にも雨どいに見えません。
強度の高い吊り金具で上から吊る事によって雪の重さでも破損しにくくできています。
※一部コストを落す場合は使用しない場合があります。

屋根 穴あき25年保証 GL鋼板

屋根の素材

協和 アールロック(通称立平葺き)
セリオスプライムを原板にしています。穴あき25年保証の付いた信頼できる屋根です。
防水紙にも、ゴムアス系と呼ばれるより信頼の高い製品を使っています。安い防水紙と比較すると1.5倍以上の価格です。見えないところにこそ、信頼できる製品を使います。

照明器具

LED電球の照明器具

照明器具代も標準金額に含まれています。最近はほとんどの照明器具がLEDです。メリットはご存知の通り電気代が安い。意外に知られていないデメリットが壊れたら器具ごと交換しなければならない事です。

LEDダウンライト
LEDダウンライト 器具と光源が一体になっています

つまり、電気が切れたら電気屋さんを呼んで交換してもらわなければならないという事です。LED照明器具の設計年数は10年になっています。メーカーに聞くと「10年経ったら器具ごと交換してください」だそうです。12年で1灯切れたらどうしますか?都度電気屋さんを呼んで交換しますか?
僕たちは、LED電球を使った照明を標準的に使っています。俗にいう裸電球です。これなら電球が切れてもご自分で交換可能です。

エコキュート

エコキュートの仕様

パナソニック エコキュート 370L
極寒冷地(-10℃を下回る地域)以外ではこちらを標準としています。深夜の安い時間帯に貯湯するタイプです。必然的に電力の契約が中部電力のスマートライフプランとなります。

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