中庭なんて贅沢?
普通家を建てる時に中庭を作るという選択肢を考えることは少ないのではないでしょうか?
一番大きな理由は「お金がかかる」でしょう。
その差、約200万円です。その差額があればキッチンの仕様を上げたり外構工事に回したり、、、いろいろできそうですが。
でも、その差額を埋めてしまう事ができることに気が付いたのです。
1.中庭の家は土地を選ばない
天竜峡モデルハウスの土地は100坪ありますが、2018年に購入して350万円(土地代のみ)でした。坪あたり3.5万円。この地域の相場は坪あたり6.5万円前後。
その差額、坪あたり3万円×100坪=300万円。
これだけで、中庭で増えた200万円は回収しています。
なぜそんなに安く購入できたか?
これが天竜峡モデルハウスの3D画像です。南側に大きな家と公民館が建っていて陽当たりが悪く、3方を家に囲まれてプライバシー的には結構厳しい環境です。だから相場の半額近い価格で購入できたのです。
中庭の家の庭は外から全く見えないところにあるので、どこからも覗かれません。カーテンなんて開けっ放し(むしろいらない)陽当たりは多少悪いけど、家のど真ん中に光が入るので、どの部屋も抜群に明るい。
つまり、ある程度の土地面積(80坪くらい)があればほとんど立地条件を選ばないのが、中庭の家です。
2.カーテン閉めっぱなしの大きな窓
「南面道路の敷地は南側に家が建つことがないからいい土地(高い)」確かにそうです。でも南面道路に面したリビングの大きな窓はずっとカーテン閉めっぱなし。何のために南面道路の高い土地を買ったかわかりません。
カーテンは2階建て36坪くらいの家だと、通常30万円以上のカーテン費用がかかります。 カーテンは洗濯したり、古くなれば取り換えたり、無くて済むのであれば無い方が絶対にいいのです。
3.中庭の家のプラン
中庭の家は大きく分けて3つのパターンがあります。コの字・ロの字・L字です。それぞれにメリットデメリットがあり、立地条件やご希望に合わせてプランニングをします。
コの字プラン
南面する中庭をコの字に部屋で囲んだプランです。デメリットは中庭を大きくすると家自体の面積が大きくなってしまう事と、採光を取りにくいことです。
南側の壁の高さによっては、完全なプライベートな庭にもある程度外が見える庭にもできます。
ロの字プラン
中庭を部屋で完全に囲ったロの字型プランです。
完全なプライベートな外部を作ることが可能ですが、陽当たりが悪く、あまり開放的にはなりません。中庭を大きくすると床面積が大きくなります。
L字プラン
L字プランは、中庭を大きく作ることが可能です。ただ、プライベートな中庭を作る為には、背の高い塀で囲う必要があります。中途半端な高さの塀だと、ちょっと離れた所から見ると中庭が丸見えになってしまうので細心の注意が必要になります。
4.家づくりで最も大切な要素「安全・楽しい」
「安全」な家
家は家族を守ってくれるものですが、時に家が原因で事故が起こってしまいます。ヒートショック・階段からの落下・外で遊んでいて道へ飛び出す等事故の原因になる事は家にたくさん潜んでいます。
そのリスクを低減してくれるのが「平屋」であり、「中庭」です。
「平屋」には階段がありません。「中庭」は安心して子供を遊ばせておけます。
「楽しい」家
多くの方は一度建てた家で一生暮らします。寝ている時間まで含めれば間違いなく人生で最も長い時間を過ごす場所です。家が楽しいことは最も長い時間を楽しい場所で過ごすことができるという事です。全てにおいて悪いことは全くありません。
中庭の家の楽しみ方
・テントを張ってプチキャンプ(嫌になったらベッドへ)
・夏は中庭にプールを置いて水遊び
・鉄棒やブランコを作って遊ぶ
・友達を呼んでBBQ
・月が高く昇ったら月を見ながら酒を飲む
・メダカや金魚を飼う
蚊が入ってこない!?
ロの字やコの字で完全に囲まれた中庭は、ほとんど蚊が入ってこない事がわかっています。
夏のBBQでは蚊に刺されるのはしょうがない。と思っていましたが、家の作りによってはそんなことも可能だという事もわかりました。
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