冷暖房設備の考え方

OTECでは特殊な冷暖房の設備はお勧めしていません。
それはなぜか?
壊れた時に大変だからです。
大変というのは、「直るまで使えない」「修理に大金がかかる」という事です。

最強の冷暖房「エアコン」

エアコンの仕組み ヒートポンプ

エアコンは極端に寒い地域を除くと最強の(費用対効果的に)冷暖房設備です。これは冷暖房の事を少しでも科学的に知っている方は否定できないと思います。
ヒートポンプという仕組みを使って、電気1kwに対して熱を3~6kw生み出す(又は奪う)からです。簡単に言うとエネルギーを3~6倍に変換するという仕組みです。


壊れても簡単に取り換えられる

もし壊れても家電量販店でも簡単に取り換えられるし、今後数十年エアコンというものがなくなることはないでしょう。


床暖房は冷房できない

あたりまえの事ですが何十万もかけて床暖房を入れても冷房できません。結局冷房にエアコンが必要です。例:床暖房60万円+エアコン30万円=90万円!!
そんな難しい事考えるよりも、15万円のエアコン2台、合計30万円入れれば全館冷暖房ができる高断熱仕様にすればいいのです。


エアコンのデメリット

エアコンのデメリットは何といっても風。「エアコンの風が絶対に嫌」という方にもエアコンをお勧めします。なぜか?
理由はメリットの方が絶対に大きいからです。
このデメリットを解決する方法はただ一つ、エアコンの台数を増やして、風の強さを最弱にすること。
例えば15万円のエアコンを4台、各部屋に入れる。そこまでやっても60万円。床暖房代で十分足ります。


お勧めのエアコン

長野県では寒冷地仕様、若しくは寒冷地仕様じゃなくても-10度以下の時の能力が表示されているものがオススメ、というか必須です。

それ以外は特にありません。-10度の能力が、家の熱損失量を上回っていれば、どんなエアコンでもいいと思います。

あとは、お掃除機能が付いていると少し楽といった程度です。


マイナス10℃を切る寒い地域には

エアコンの最大の欠点

さんざんエアコンを持ち上げてきましたが、最大の欠点があります。極端に寒い地域では暖房効率が落ちるという事です。1kw→3~6kwと書きましたが、-10℃を切ってくると1kw→1kw以下になる事もあります。


極寒地では灯油暖房がオススメ

北海道では灯油を使ったFF式暖房機というものが未だに主流で使われています。コロナ、サンポット、長府といったメーカーが出しています。
灯油を燃やした空気を家の中に出さず、外に排出するためクリーンな環境が保てます。
気温が低くても能力は大きく落ちることはありません。
灯油タンクを外において配管すればファンヒーターのようにポリタンクから給油する必要はなくなります。


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