キッチン天板の素材には「ステンレス」「人造大理石」「セラミック」「メラミン」等があります。また扉や引き出しの面材にも「ステンレス」「塗装」「化粧シート」「ホーロー」等多くの種類があります。
それぞれにメリットデメリットがありますが、最近天板も扉もステンレスにしたい、というご要望が増えてきたのでその特徴や、可能なメーカーをご紹介します。
ステンレス天板の種類
ステンレスは人造大理石に比べて固く、傷がつきにくい素材です。でも、傷が目立ちやすいというデメリットがあります。その為、できるだけ傷が目立たないようにな仕上げを施してあり、その種類によって見た目が変わってきます。
1.研磨仕上げ:鏡面ではないが研磨してフラットに仕上げたもの(傷が目立つ)ミドル・ローグレード
2.エンボス仕上げ:細かな凹凸を付ける事で傷を目立ちにくくしている。ミドル・ローグレード
3.バイブレーション仕上げ:細かな傷をランダムに付けた仕上げ。傷は目立ちにくく、高級な仕上げ。ハイグレード
4.ヘアライン仕上げ:同じ方向に細かな傷をあらかじめつけた仕上げ。方向の違う傷がつくと目立つ。ハイグレード
基本的にはどのメーカーもステンレス天板の設定がありますが、グレードによって選択できる仕上げが変わります。
オールステンレスが可能なメーカー
天板は各メーカーステンレスを選択可能ですが、本物のステンレスを使った扉を選択できるメーカーは限られてきます。知っている範囲でのご紹介なので、他にも可能なメーカーがあれば教えてください。
例.メーカー:商品名 グレード
1.クリナップ:ステディア ミドルハイ
2.クリナップ:セントロ ハイ
3.TOYO KITCHEN:iNO ハイ
4.サンワカンパニー:グラッド45 ミドルハイ
5.LAアーキテクツ:LAキッチン ローミドル
ロー:40~100万円
ミドル:80~200万円
ハイ:150~250万円以上