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ショールームを見に行くことは決まったけど、何をどう選んだらいいかわからない。初めての事なのでみんな悩むポイントです。
そこで、仕様を決めていくうえで重要なポイントを事前に知っていただくことで、少しでも後悔の少ない家づくりにお役に立てていただけたらと思います。
ショールームの予約など、流れに関する情報はこちら。
ショールーム見学の流れ
天板
主にはステンレス(エンボスやバイブレーション仕上げ)か人工大理石のどちらかです。バイブレーション仕上げやデザイン性の高い人工大理石は価格アップ。
↓ウッドワンのステンレスバイブレーション仕上げ
シンク
・天板同様ステンレスか人工大理石から選択します。天板は人工大理石、シンクはステンレスもOK。ステンレスは汚れの目立ちにくさもあり、選ぶ方が増えています。
・2段シンクなどメーカーオリジナル仕様もありますが、費用はアップします。
水栓(水道の蛇口)
・標準でホースが伸びるタイプを選択済み。浄水器付き水栓や各メーカーオリジナル仕様があります。
・手をかざすだけの自動水栓(タッチレス)にすると数万円価格アップします。
コンロ
・コンロ面の広いタイプにすると、大きな調理器具を一度に多く使えます。
魚焼きグリルの無いタイプもあり、最近人気ですが、グリルレスはハイグレード機種に絞られます。
・通常のIHはオールアルミの雪平鍋などが使えません。オールメタル対応にすると今まで使っていた鍋が全て使えますが価格はアップ。
・1口だけラジエントヒーター(電熱線ヒーター)にすると、その部分だけどんな鍋でも使えます。比較的安価な機種に多いタイプです。
・ハイグレードは機種は加熱し始めると自動で換気扇が回るタイプもあります。(換気扇も対応している必要あり)
・ガスコンロの場合、天板に種類があります。ガラストップ、ステンレストップ、ホーロートップの順に安価になります。ガラストップは掃除しやすく焦げが付きにくいのが特徴です。
レンジフード(換気扇)
・こちらもハイグレードなタイプはコンロと連動できます。
・掃除のしやすいタイプ(TOTOだとスーパークリーンフード、LIXILだとよごれんフード)にすると価格がアップします。
・ステンレス製などのかっこいいフードにすると価格アップします。
フラット対面か壁付け(手元隠し)か
・フラット対面にするとキッチンの奥行が90から100センチ、壁付けにすると65センチです。手元隠しの壁が必要な場合壁付けキッチンになります。
・手元隠し壁が欲しい場合は大工さんの造作工事で作る事が多いです。(メーカーによってはキッチンに組み込みタイプもあり)
フラット対面の場合ダイニング側を収納にするか
・フラット対面の場合ダイニング側を収納にするか、収納無しのカウンターにするか選択できます。収納にすると少し価格アップします。対面キッチンの場合はダイニングテーブルがあって収納の扉が開きません。
食洗器
・最近では食洗器がいらないという方は少数派ですが、1割くらいの方は無しを選びます。食洗器を無しにすると金額が下がり、収納量が増えます。
・深型だと6人分浅型だと4人分の選択ができます。4人家族でも深型をお勧めします。
・メーカーやグレードによってはフロントオープン(引き出しじゃないタイプ)もあります。
・最近は外国メーカーの大きなもの(ミーレ、ボッシュなど)を入れたい方も増えてきました。ただ、高額なのと、在庫が無い場合が多いです。
カップボード(食器戸棚)
・幅を90センチ×2=180センチや75センチ×2=150センチなど選べます。90+75という事も可能です。
・一部引き出しを減らしてゴミ箱収納も可能です。
・家電収納(炊飯器やポットを天板ではなく引き出し部分に収納できる)にすることもあります。その場合、高さを85→110センチのハイカウンタータイプにすると収納量を保てます。
・食器の量が多い方はトールユニット(背の高い食器戸棚)にする場合もありますが、レンジやトースターなど家電製品を置くスペースが減ります。食器を減らしてカウンター上を広くすることをお勧めします。
シャワーヘッド
色んな種類があります。節水型や手元止水、大きなヘッドの物もあります。
最近は市販でお気に入りのシャワーヘッドを探すから、一番安いものを選ぶ方もいます。
スライドバー
シャワーヘッドの高さや角度を自由に変える事ができます。垂直のタイプとオーバーヘッドタイプ(せり出す形)があります。
鏡の大きさ
縦長、横長が選択でき、それぞれ大きい物小さい物が選べます。横長にすると高級感が出ます。
最近は掃除のめんどくささから、鏡を付けない方も増えています。
水栓の形
見た目の問題です。かっこいいタイプにすると数万円費用アップします。
カウンターの種類と形
メーカーごとに違います。リクシルは取り外して掃除ができる仕様になっています。こちらも掃除の手間からカウンター自体を付けない方も増えています。
入口ドアの種類
片引戸をお勧めします。ドアや折戸にすると価格は落ちますが、壊れやすく使いにくいです。
浴槽の形
浴槽内に節水ができる段差のあるタイプや、幅広浴槽、スクエアタイプなどがあります。浴室自体の大きさによって選択できない物もあります。
個人的には節水タイプの浴槽は足が延ばしにくくいまいちでした。